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こんにちは、北海道で農家をしている「まるっと農業日記」のくろかべです。
秋野菜、何を植えるか決まっていますか? 実は、まずやることはどの野菜でも同じ。土づくりです。
この記事では、身近な米ぬかを使った秋の土づくりを紹介します。10月に植える玉ねぎやニンニクの準備にも使える方法です。
この記事のポイント
- 米ぬかは「栄養補給」と「土の質の底上げ」を一度にできる
- 目安は1㎡あたり100〜200g。プランターは土1Lに5〜10g
- 撒いたらその日のうちにすき込み、1〜2週間寝かせてから植える
- 石灰と米ぬかは同時に撒かない
動画で見る:米ぬかで秋の土づくり
米ぬかが土に効く理由
米ぬかには、野菜に欠かせない窒素・リン酸・カリウムが含まれています。
- 窒素:葉を大きくする
- リン酸:根や花・実を育てる
- カリウム:株を丈夫にする
さらに、乳酸菌や酵母などの微生物のエサになる栄養もたっぷり。微生物が米ぬかを分解しながら増えると、土がふかふかになり、水はけと水もちが良くなります。
植え付けの1〜2週間前までに撒く理由
- 寝かせる時間が必要:撒いてすぐ植えると、分解が終わっておらず根を傷めることがある
- 秋野菜の植え付けは9〜10月に始まる:玉ねぎの苗やニンニクは10月が植え時
- 逆算して早めに撒く:何を植えるか決まっていなくても、土さえ整えておけば後から選べる
米ぬかは、精米所やお米屋さん、農協などで手に入ります。生ぬかは分解が早く効果が強め、炒りぬかは扱いやすく日持ちします。どちらを使っても大丈夫です。
米ぬかの撒き方4ステップ
ステップ1:撒く量を量る
目安は1㎡あたり100〜200g、プランターなら土1Lあたり5〜10gです。入れすぎると、かえって野菜が栄養不足になることがあります。目分量にせず量りましょう。
ステップ2:均一に撒く
土の表面が白く隠れるくらい、ムラなく撒きます。1か所に固めると、そこだけ発酵が進みすぎます。
ステップ3:その日のうちに軽くすき込む
撒いたまま放置すると、虫やカビが出たり、鳥や動物を呼び寄せることがあります。5〜10cmの深さまで軽く混ぜ込み、最後にたっぷり水をかけます。
ステップ4:1〜2週間寝かせる
この間に微生物が分解し、栄養が土に行き渡ります。生ぬかなら1か月ほど見ておくと安心です。焦って植えると根が傷むことがあります。
石灰を使うときの2つの注意点
石灰と米ぬかは同時に撒かない
一緒に混ぜるとガスが出て、根を傷めることがあります。石灰を使うなら、米ぬかを撒く1〜2週間前に先に撒いておきましょう。
そもそも石灰が必要かどうかの目安もあります。スギナやオオバコがよく生えている畑は、土が酸性に傾いている可能性が高いです。そうした草があまり生えていなければ、石灰なしで米ぬかだけでも大丈夫です。
よくある質問
Q. 米ぬかを撒いてすぐ種をまいてもいい?
A. 分解が終わっていないと根を傷めることがあるので、1〜2週間(生ぬかなら1か月ほど)寝かせてから植えてください。
Q. 生ぬかと炒りぬか、どちらがいい?
A. 生ぬかは分解が早く効果が強め、炒りぬかは扱いやすく日持ちします。どちらでも大丈夫です。
Q. 石灰は必ず必要?
A. スギナやオオバコがよく生える酸性の畑でなければ、米ぬかだけでも問題ありません。
まとめ:土が整えば、どの秋野菜もちゃんと育つ
野菜は、土がふかふかで栄養がある状態でないとうまく根を張れません。米ぬかで土を整えておけば、あとはどの秋野菜を選んでも、植え付けから収穫までしっかり育ってくれます。
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